2026年9月28日、大阪・天満インキュベーションラボで開催された「第4回 関西AIエージェント研究会」に参加し、当社代表の天野良祐が登壇しました。
今回のテーマは「Claude CodeやCodexの業務活用事例・実践テクニック」。AIを活用した開発の始め方から、複数のAIエージェントによる開発の仕組みまで、実践事例をもとに知見を共有する場となりました。
非エンジニアとエンジニアをつなぐAIの活用事例を紹介
天野は「AIが“通訳”になる開発チーム ― OpenClaw×Codexでつなぐ企画・要件・実装」をテーマに、アマテックで実際に運用している開発フローを紹介しました。
当社では、非エンジニアがDiscordに投稿した業務課題や改善の要望を、OpenClaw上のAIエージェント「あまてっくなエビ」が整理しています。対象画面や初期値など、不足している情報を会話で確認し、対応内容と受け入れ条件をまとめたGitHub Issueを作成。担当エンジニアが、整理された仕様と元の投稿の両方を確認して実装を進めます。
さらに、Codexを活用した技術レビューで変更内容やテスト結果を確認し、最終的な承認・マージは人が判断します。
登壇資料より:依頼から承認までの、人とAIの役割分担。
発表では、自社サービス「MapCross」の管理画面に契約情報を追加した事例を取り上げました。非エンジニアが業務の言葉で伝えた要望をAIが開発につなぐことで、細かな確認の往復を減らし、依頼の背景や目的を共有しやすくする取り組みをお話ししました。
登壇資料より:業務の言葉で伝える依頼例と、非エンジニアが感じた変化。
AIをどう業務に組み込むかを考える機会に
研究会では、VSCodeとClaude Codeを使った新人向けの開発手順や、AIエージェントが計画・実装・レビュー・QAまで進める仕組みなども紹介されました。
参加を通じて感じたのは、AIの能力が高まる一方で、「どのAIやエージェントを選び、どのように仕事に組み込むか」という実践的なノウハウへの関心の高さです。個別の質問やコード生成にとどまらず、一連の作業を支援できるようになった今、人とAIの役割分担を具体的に考えることが、より大切になっていると感じました。
交流の場では、ローカル環境でのAI活用に関するご相談もいただき、用途や環境に応じた導入の考え方について意見を交わしました。
アマテックでは今後も、非エンジニア・エンジニア・AIが協力して開発を進める仕組みを磨き、現場で得た知見を共有してまいります。
主催者の皆さま、ご参加の皆さま、ありがとうございました。